しまりすミュージックホール

しまりすミュージックホールとの縁

毎月しまりすホールでは演奏週間というのがあって、山口先生がお題を決めて3日間くらい同じプログラムで演奏されます。レッスン生の身内は無料で聴くことができるので、月1回通っていました。
チェロやクラリネット、フルートやファゴット等の間近での生演奏を聴くのは初めてでした。

ピアノは住宅事情もあって、10年ほど休止していたのですが、引っ越してからアップライトピアノを購入して練習を再開しました。
別の先生に習っていたのですが、その先生が転勤で引っ越すことになり、私も山口先生にレッスンをお願いすることになりました。
当時私のピアノは中級レベルで、ドビュッシー/ ベルガマスク組曲 プレリュードを発表会で演奏するので見てもらっていました。最初は先生のほうが乗り気ではありませんでした。
月2回、しぶとくレッスンに通い、同級生といえど認知されるまで3年以上かかったと思います。

新百合ヶ丘からバスで15分、王禅寺にあるしまりすミュージックホール、こちらは故人となってしまった山口昌子さんのお宅で、2008年頃から10年近くピアノを習いに通っていました。

山口先生とは小中学校の同級生で、卒業後は連絡をとっていなかったのですが、近くに引っ越したので、子供のピアノレッスンをお願いしたら、OKもらえて25年ぶりの再会となりました。

ベーゼンドルファ―

しまりすホールに通い始めた頃、ピアノはYAMAHAがいいと思っていました。
ホールの隣の部屋がレッスン室になっていて、レッスンの時はYAMAHA(ヤマハGP C3型)、ホールにはベーゼンドルファー(ベーゼンドルファーGP Model.214型)というピアノがありました。
ベーゼンドルファー?と最初はYAMAHAとはちょっと響きが違うピアノ、手の勢いで弾いたり、強めに叩くと音が割れ、私のテクニックだと、モーツァルトは弾きにくく、特に左側の音が大きくなったり、右側の高音部の音が割れたり、和音の調整がとても難しかったです。

発表会・人前での演奏

10年のブランクもあり、10代の時から人前での演奏は苦手で良い思い出がありませんでした。
しまりすホールでは催し物も多く、月1回リハーサルの会があり、人前での演奏、感想を書いて演奏者に渡しました。
ワンポイントレッスン(公開レッスン)の時は、指導受けた後に、気を付けてうまく演奏しないといけません。
発表会は1年ごとにあり、発表会前はしまりすホールでリハーサルがありました。
最初は足が震えて、ペダル踏むのがやっとだった演奏が、場数をふむことにより、奇跡的に間違えずに弾けたりする時もありました。

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